エレメント・マトリックス® について

化粧品やサプリメントを選ぶときに、
自分の体質や個性的な性質を考えるひとはあまり多くありません。

でも、みなさんは気がついていらっしゃいます。
流行りのものを使ってみてもいまいちの効果だったり、
またはかえって状態が悪化したりすることがあること。

それは、どうしてなのでしょう？

人間の体の元気さと健康は、ふたつの鍵が握っています。

体温調節の機能と、水分の代謝機能のふたつです。
火と水ですね。

体は常に一定の体温が保たれるように作られていますし、
水分を失うと液体を補うことでその不足に対処しようとします。
水は体温調節をするときにも大切な役割を果たします。

体だけでなく、肌も同じです。

暖かさ（活性）があるのか、水分と脂分の関係性は
その健やかさに大きな影響を与えています。

そうすると肌は４つの状態に分けられます。

1. 活性していて湿っている（皮脂は少ない）
2. 活性していて乾いている（皮脂は多い）
3. 不活性で乾いている（皮脂は多い）
4. 不活性で湿っている（皮脂は少ない）

これは肌だけでなく、その人自身の体や心までを表していると考えたのが、
医学の祖とよばれるギリシャ時代のヒポクラテスです。

【　風　】体が温かくて水分が多い
【　火　】体が暖かくて水分が少ない
【　地　】体が冷たくて水分が少ない
【　水　】体が冷たくて水分が多い

この４つの性質は、世の中の全てのあらゆるものに見てとれるものです。

ちょっと外を歩いてみましょう。

風を感じながら歩いていると、太陽が暖かく照り、
地には花が咲き誇り、その先には川が流れています。
風と太陽（火）と地と水が世界を構成していますね。

面白いことに人間界も同じです。

肌の性質と同じように、性質や性格までも
この４つに大きく分けてみることができます。

この４気質を使った伝承医療が古くから伝わる
四体液論とよばれるものであり、伝統的中医学も
アーユルヴェーダも同じ原理で仕分けされています。

体の状態や傾向、皮膚の状態に合うものは、
何世紀にもわたって観察されたこの理論を利用すると、
面白いくらいにぴったりのものを選択することができ、無駄がありません。

さて、では自分はどの気質なのかを調べてみましょうか？

それぞれの気質での肌の状態がどんなものなのかも仕分けしてみましょう。