だれでも自分の「お気に入り」がありますよね。
どんなにお気に入りの商品やレシピでも、できれば
ひとつに固執せずにお気に入りを『3つ』もってみてはいかがでしょう。
これは、どんなものもです。
化粧品・食材に限らず、手作りレシピに至るまで、選択するものはすべてにです。
どんなに素晴らしいクオリティのものでも、残念ながら
100%完全なものは決して存在しません。
そして、体は慣れていきます。慣れていくということは、
いい意味でも悪い意味でも反応が鈍くなるということです。
慣れを回避し、リスク分散の意味でも、お気に入りは「3つ」を
ローテーションして使うことが大切だと考えています。
とても優れた、こだわりの商品であっても、
もしかしたら、微量の好ましくないものが含有されているかもしれません。
そうだとしたら、ブランドを変えることで
ある特定の、好ましくないものの蓄積をストップできると思いませんか?
どんなものにも「必ず」見えないリスクが潜んでいます。
「醤油」は2〜3種類ここのもの、というものを使う、
「油」はオリーブオイルでも2〜3種のメーカーのものを回していく――
それは「歯磨き粉」でも「シャンプー」でも、なんでも同じで
それらをローテーションして使うのです。
体は非常に、よくできています。
外部から「害」が入ってきたら(食べ物や化粧品や呼吸に至るまでです)
体は最初、それを「異物」だと感じ「出す」ことを行います。
(汗や、排泄物や、時には不快感を感じて嘔吐したり、風邪を引いて熱を出すなど)
ですが、その「害」が常に入ってくる状況に置かれ続けたら、
もし皆さんだったら、どう感じますか?
痛みや炎症を出すことで「困りますよ〜」とうったえ続けているのに、
何ヶ月も、何年も、時には何十年も、その声を無視されたら、
「困りますよ〜」と言うことすら、諦めてしまわないでしょうか?
皆さんと同じように、体にも、日々たくさんのタスクがあります。
そういった「無視され続ける環境」で生きていくために、
「害」とみなしていたものを「寛容」し、出すことを諦めてしまいます。
そのかわりに確保できたエネルギーで、他の仕事を行うようになるのです。
この「免疫寛容」が起こるのが「100日」くらいだと言われています。
だからこそ、3ヶ月ほど何かを摂ったら別のものに変えてほしいですし、
体に侵入してくる「いい影響のないもの」は「続けて100日」は
入れないようにして欲しいのです。
他にも、住まいと違うところへ(短期間であっても)移動することは
あらゆるストレスと向き合わなくてはいけない現代において
気をつけて欲しいポイントだと言えるかもしれません。
どれだけ、消費者に真摯であるかというのは、
理想と現実の狭間に揺れるのが、経営の本音だと思います。
当HOLISTETIQUE(ホリステティック)では、
妥協のない原料確保、製品づくりを心しておりますが、
こういった理由から、弊社の商品だけではなく、オススメの会社もご紹介していきます。
ぜひ、皆さまのチョイスの1つにして頂ければと思います。
経済や、世の中の仕組みは、意外とひとつに結ばれていて
多くの情報を取り入れれば、取り入れるほど、
その繋がりがはっきりとしてきて
・選択枝も増える
・自信をもって選べる
ということに、なるのです。
たとえば、ある有名な会社があったとします。
ここの大株主の MR.P は数年前に亡くなりました。
家族は会社の株を売却しました。
すると、会社の経営方針は、新しい役員や
株主の意向によって、変更せざるを得ないことになります。
これまで、消費者のための物を作り、消費者の健康や美を
消費者と、ともに追求する会社であったのに、
今や、その知名度を利用した、利潤追及型の会社に
内容物はすっかり変わり、今までとは全く異なる商品に
それでも、消費者は、その知名度を信用して
ものを買い続ける傾向があるのです。
中身はまだ昔のままに、素晴らしいものだと信じて……
これは、単にひとつの例ですが、
この会社は実際に私が以前代理店もしていたところです。
Mr.P の人柄、亡くなったこと、その後の株の譲渡、売買は、
あらゆる経済誌から読み取れます。
その後の会社のマーケティングの仕方、
商品のイメージ一新、パッケージの変更……
こういったことは、
美容誌やファッション誌から情報を得られますね。
これらの情報を合わせると、もう、「何かがある」と、なるわけです。
こういった簡単な事例ばかりではありませんが、
世の中は、こういうことの繰り返しです。
たくさんの情報を、いつもアンテナをはって
適当に仕入れておくと、ある日……「ぴ~ん」と、くるわけです。
そのためには、友人や社会が「いいよ」と、盲目的にいうもの、
もしくは、あまりに日常で普通になっていることに
「そうだろうか?」と、感じてみることが、大事です。
世の中に情報は氾濫しています。
「YES」 というものをたくさん見たら
一度は「NO」 の意見も探してみる。
その 「NO」 はどういう理由から来ているのかな?
それも考えてみてほしいと思います。